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メモリーカードの偽物チェック

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最近、SSDやSDカードの偽物が出回っているという話を耳にします。容量が表示通りにないのに、あたかも書き込めたかのようにふるまう偽造品があるようです。

SDカードを購入する機会があったので、真偽判定の方法をまとめます。

購入したSDカード

512GBのSDカードも1万円を切る時代になりました。書き込み速度も十分で、価格も手頃だったため購入しました。

偽物SDカードの特徴

最近の偽造手口として、実際の容量が少ないにもかかわらず、見かけ上は書き込めたかのようにふるまうメモリーがあります。偽物のSDカードは16GBや32GB程度の安価なカードを、256GBや512GB、1TBなどに偽装していることがほとんどです。

このような偽物を見分けるには、実際にデータを書き込んで読み込みチェックを行う必要があります。

偽物の特徴説明
容量偽装表示より実際の容量が少ない
書き込み偽装書き込めたように見せかける
データ消失実際には保存されていない
転送速度本物に比べて極端に遅い

真偽判定アプリ「H2testw」

Windows用の真偽判定アプリ「H2testw」を使用しました。ドイツ製のフリーソフトで、長年容量偽装チェックの定番として使われています。実際にデータを書き込み、正しく読み出せるかをチェックしてくれます。

ダウンロード方法

ドイツのコンピューター雑誌『c’t』のサイトからダウンロードできます。

H2testw
H2testw
www.heise.de

ドイツ語のサイトですが、以下の手順でダウンロードできます。

  1. 「Zum Download」をクリック
  2. 「H2testw」の欄の「Download」をクリック
ダウンロードページ1
ダウンロードページ2

使用方法

ダウンロードしたファイルを解凍し、「h2testw.exe」を起動します。インストール不要で、解凍すればすぐに使用できます。

H2testwの画面
  1. 標準ではドイツ語になっているので「English」を選択
  2. 「Target」欄の「Select target」でSDカードのドライブを選択
  3. 全領域をテストする場合は「all available space」にチェック
  4. 「Write + Verify」をクリックして実行

時間はかかりますが、全領域の真偽判定が行われます。テストできる領域は空のエリアだけなので、全領域をテストしたい場合は、事前にフォーマットしてからテストを行う必要があります。

判定結果

今回購入したSDカードは、エラーなく最後までチェックが完了しました。

判定結果

このツールでは書き込み・読み込み速度も測定されます。

項目カタログ値実測値
書き込み速度130MB/s124MB/s
読み込み速度180MB/s157MB/s

カタログ値に近い速度が出ており、正規品であることが確認できました。

まとめ

Amazonなど初期交換が可能なサービスを利用している場合は、購入後すぐにH2testwでチェックしておくと安心です。万が一偽物だった場合、返品期間内であれば対応できます。

偽物を購入してしまった場合は、H2testwのチェック結果画面をスクリーンショットで保存しておくと、偽装品であることの客観的な証拠となり、返金交渉で役立ちます。

参照記事

「H2testw」で容量偽装をチェック!あなたの使っているUSBメモリやSDカードは大丈夫? - ウインタブ
「H2testw」で容量偽装をチェック!あなたの使っているUSBメモリやSDカードは大丈夫? – ウインタブ
ウインタブ

H2testwの使い方と容量偽装の確認方法について参考にしました。

【偽造SDカードを使うとこうなる】ラインナップにない容量のモデルを確認! マトモに使えないので注意せよ SamsungのSDカードを例に本物と偽物の違いを調査 text by 芹澤 正芳
【偽造SDカードを使うとこうなる】ラインナップにない容量のモデルを確認! マトモに使えないので注意せよ SamsungのSDカードを例に本物と偽物の違いを調査 text by 芹澤 正芳
AKIBA PC Hotline!

偽造SDカードの実例と見分け方について参考にしました。