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小型かつ高性能なビデオスイッチャー「ATEM Mini Pro」を使用しています。通常は専用のACアダプターで給電しますが、配線の取り回しを考えると、USB Type-Cからの給電で駆動できれば便利です。
この記事では、USB PD対応充電器と変換ケーブルを使って、ATEM Mini ProをUSB Type-Cから給電する方法をまとめます。
ATEM Mini Proの電源仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 動作電圧 | 9V〜20V(公式仕様) |
| 付属ACアダプター出力 | 12V / 3.0A(36W) |
| 電源端子サイズ | 外径5.5mm / 内径2.5mm程度 |
ATEM Mini ProにはUSB Type-Cポートがありますが、これはPCへの映像出力(Webカメラ機能)やATEM Software Controlとの接続に使用するものです。本体への直接的なUSB PD給電には対応していません。
ただし、USB PD対応充電器と専用の変換ケーブルを組み合わせることで、DC端子経由での給電が可能になります。USB PD規格では、5V / 9V / 12V / 15V / 20Vなど複数の電圧に対応しており、PD3.1では240Wまで対応可能です。
必要なもの
USB Type-C to DCケーブル(PDトリガーケーブル)
USB PD充電器から12Vを取り出し、DC端子に変換するケーブルです。PD(Power Delivery)給電規格に対応したACアダプターやモバイルバッテリーの出力電圧をDC12V出力に変換できます。

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| DC端子サイズ | 外径5.5mm / 内径2.3mm・2.5mm兼用 |
| 出力電圧 | 12V |
| 最大電流 | 5A |


USB Type-C端子に「12V 5A」と仕様が印字されているため、複数のケーブルを所有している場合でも間違いを防げます。
USB PD対応充電器
12V出力に対応したUSB PD充電器が必要です。今回はAnker製「PowerPort Atom PD2」を使用しました。

動作検証
成功例
Anker PowerPort Atom PD2と上記のケーブルを組み合わせた結果、ATEM Mini Proが正常に駆動することを確認しました。

失敗例
PD対応の液晶モニターのUSB Type-Cポートからは駆動できませんでした。これは、モニターのUSB Type-Cが12V出力に対応していなかったためと考えられます。
USB PD規格では、5V / 9V / 12V / 15V / 20Vなど複数の電圧に対応していますが、機器によって出力可能な電圧は異なります。ATEM Mini Proを駆動する場合は、12V出力に対応した充電器を選ぶ必要があります。
注意点
- 本方法は非公式の運用です。自己責任でお試しください
- 使用する充電器が12V出力に対応していることを確認してください
- 長時間の使用や過酷な環境での使用は控えることをおすすめします
- ATEM Miniは消費電力が大きいため(Pro ISOで36W)、12V 3A以上の出力に対応したUSB PD充電器とケーブルを選ぶ必要があります
まとめ
USB PD充電器と変換ケーブルを組み合わせることで、ATEM Mini ProをUSB Type-C経由で給電できることを確認しました。
この方法のメリットは以下の通りです。
- ケーブルの取り回しが改善される
- モバイルバッテリーでの駆動が期待できる
- 出張先や屋外での使用時に便利
ケーブルは12V / 5Aまで対応しているため、上位機種であるATEM Mini Extreme(12V / 5A = 60W)シリーズでも使用できる可能性があります。
参照記事


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