楽器・道具

LEDライト付きアクリル製の撥

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ステージで演奏するとき、視覚的なインパクトも大切だと感じることがあります。今回は、見た目にも美しく、演奏中に光るLEDライト付きアクリル製の津軽三味線用撥を購入しましたので、レビューをお届けします。

三味線の撥(バチ)について

三味線の撥は演奏者にとって手と同じくらい大切な道具です。素材や形状によって音色や弾き心地が大きく変わります。

撥の主な素材

素材特徴価格帯
プラスチック安価で入手しやすい。初心者向け。硬質で撥先のしなりは少ない
木(樫・柘植など)しなりや耐久性が素材により異なる
鼈甲(べっこう)自然素材ならではのしなり。高級品。一枚甲と合わせ甲がある
象牙最高級素材。現在は入手困難最高
アクリル・新素材鼈甲に近い性能を再現。近年増加中中〜高

近年は鼈甲の取引規制により、アクリルなどの新素材が注目されています。鼈甲に近いしなりや柔らかさを実現した製品も登場してきました。新素材の撥は「いかに鼈甲に近づけるか」をテーマに開発が進んでいます。

購入したもの

ハンドメイド作品の販売サイトCreemaより、LEDライト付きアクリル製津軽三味線撥を購入しました。

ED内蔵アクリル津軽三味線撥(バランス変更可能)桜刻印 USB充電
created by Rinker
¥14,800 20220429

内容物

LEDライト付きアクリル撥の内容物

本体の他に、約1cm長い柄の部品が付属しています。手の大きさや好みに合わせて選択できるのは嬉しいポイントです。

撥先の絵柄

撥先の絵柄

片面の表面にはうっすらと加工が施されています。LEDの光が入ると、この部分が乱反射して絵柄が美しく浮かび上がります。

LEDで光る撥先

柄の構造と重心調整

柄の部分は、コイン(1円玉や10円玉など)を使って簡単に分解できる構造になっています。

撥の分解写真

柄の中には、重りとLEDライトが内蔵されています。金属製の重りは1個あたり5gで、撥の中央前方寄りの好きな位置に配置できます。重さと重心を自分の好みに調整できるのは、こだわり派の方にも満足いただける設計です。

撥のサイズ

手持ちの津軽三味線用の撥とほぼ同じ大きさです。津軽用の撥は一般的に全長170mm前後、開き90〜95mm前後が多く、早弾きに対応できるコンパクトなサイズが特徴です。

通常の撥との比較
項目仕様
短い柄の全長約17.5cm
長い柄の全長約18.5cm
アクリル部分の厚さ2mm(均一)
撥のサイズ
アクリル部分の厚さ

LEDライトについて

内蔵LEDライト

中に入っているライトには「Aurora A1」と記載があります。USB充電式で、複数の光り方パターンを選択できます。

Atem-Software-Control-03

LEDの操作方法

  • 長押し:最高光量で点灯。離すと消灯
  • 2回押し:連続点灯モード(明るさ4段階調整可能)。長押しで消灯
  • 3回押し:点滅モード。もう一度押すと消灯

弾き心地

実際に弾いてみた感想をお伝えします。

しなり具合

アクリル素材は、従来の練習用木撥と比べるとかなりしなります。結果として、柔らかめの音が鳴ります。最初はしなりの大きさに戸惑うこともありますが、すぐに慣れるでしょう。特に津軽三味線を弾く場合、撥の硬さは演奏において大きく左右するため、自分に合ったしなり具合を見つけることが重要です。

撥先の厚み

通常の撥は後ろにいくほど厚くなりますが、この商品は2mm均一です。構造上の違いはありますが、実際に弾いてみると意外と気になりません。

まとめ

LEDライト付きアクリル撥

今回購入したLEDライト付きアクリル撥の特徴をまとめます。

項目評価
見た目の美しさ★★★★★
重心の調整機能★★★★★
弾き心地★★★★☆
コストパフォーマンス★★★★☆

柄と撥先の部品が分離できる構造により、加工や取り扱いがしやすくなっています。何より美しく、弾いていて気分が上がります。

ステージパフォーマンスを重視する方や、練習のモチベーションを上げたい方にはおすすめです。このような新しい選択肢が増えることで、三味線の世界がより身近になるのではないでしょうか。

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