LEDライト付きアクリル製の撥
三味線のLEDライト付きアクリル津軽三味線撥を購入した。
購入したもの
ハンドメイド作品の販売サイトCreemaより、購入した。
内容物
本体の他に、1cmほど長い柄の部品が付属している。
撥先の絵柄
片面の表面にうっすらと加工が施されている。
LEDの光が入ったときに、この部分が乱反射されて、絵柄が浮かび上がる。
柄の構造・重心が調整
柄の部分は、コイン(1円玉や10円玉など)を用いて、簡単に分解できるようになっている。
分解した写真が下記のものだ。
柄の中に、重りとLEDライトが内蔵されている。
金属製の重りは1個当たり5gで、撥の中央前方寄りの好きな位置に配置することができる。
重さと重心が自分の好みに調整が可能だ。
撥の大きさ
手持ちの津軽三味線用の撥とほぼ同じ大きさ。
手になじむちょうどいい大きさだ。
短いほうの柄を取り付けた際の長さは約17.5cm。長いほうだと18.5cm程度になる。
アクリル部分の厚さ
アクリル部分は、全体通して2mmの厚さだった。
厚さ2mmのアクリル板から切り出して作っているのだろう。
LEDライト
中に入っているライトには、「Aurora A1」と書かれている。多分、下の商品だろう。
USB充電ができるタイプで、光方も何パターンかある。
LEDライトの動作はちょっと癖がある。
- ボタンを長押しすると、最高光量で光る。離すと消える。
- ボタンを2回押すと、連続点灯。
点灯中に1回押すと、明るさ調整。明るさは4段階。明るさは、低→中→高→最高→低→中→高・・・と変化する。
長押しすると消える。 - ボタンを3回押すと、点滅。もう一度押すと消える。
弾き心地
アクリルは、従来の練習用木撥と比べると、かなりしなる。
結果、やわらかめの音が鳴る。しなりの大きさに最初は戸惑うが、すぐに慣れるだろう。
撥先は、通常後ろに行くにしたがって太くなるのに対して、この商品は2mm固定となっている。この点が大きく異なる点だが、実際に弾いてみるとあまり気にならない。
総じて、満足できる内容だった。
まとめ
柄の部分と撥先の部品を分けることによって、加工や取扱がやりやすい構造になっている。
何より美しく、弾いていて気分が上がる。
こういう商品がどんどん出てくると、選択肢が広がり面白くなるのではないだろうか。
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