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ステージで演奏するとき、視覚的なインパクトも大切だと感じることがあります。今回は、見た目にも美しく、演奏中に光るLEDライト付きアクリル製の津軽三味線用撥を購入しましたので、レビューをお届けします。
三味線の撥(バチ)について
三味線の撥は演奏者にとって手と同じくらい大切な道具です。素材や形状によって音色や弾き心地が大きく変わります。
撥の主な素材
| 素材 | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|
| プラスチック | 安価で入手しやすい。初心者向け。硬質で撥先のしなりは少ない | 低 |
| 木(樫・柘植など) | しなりや耐久性が素材により異なる | 中 |
| 鼈甲(べっこう) | 自然素材ならではのしなり。高級品。一枚甲と合わせ甲がある | 高 |
| 象牙 | 最高級素材。現在は入手困難 | 最高 |
| アクリル・新素材 | 鼈甲に近い性能を再現。近年増加中 | 中〜高 |
近年は鼈甲の取引規制により、アクリルなどの新素材が注目されています。鼈甲に近いしなりや柔らかさを実現した製品も登場してきました。新素材の撥は「いかに鼈甲に近づけるか」をテーマに開発が進んでいます。
購入したもの
ハンドメイド作品の販売サイトCreemaより、LEDライト付きアクリル製津軽三味線撥を購入しました。
内容物

本体の他に、約1cm長い柄の部品が付属しています。手の大きさや好みに合わせて選択できるのは嬉しいポイントです。
撥先の絵柄

片面の表面にはうっすらと加工が施されています。LEDの光が入ると、この部分が乱反射して絵柄が美しく浮かび上がります。

柄の構造と重心調整
柄の部分は、コイン(1円玉や10円玉など)を使って簡単に分解できる構造になっています。

柄の中には、重りとLEDライトが内蔵されています。金属製の重りは1個あたり5gで、撥の中央前方寄りの好きな位置に配置できます。重さと重心を自分の好みに調整できるのは、こだわり派の方にも満足いただける設計です。
撥のサイズ
手持ちの津軽三味線用の撥とほぼ同じ大きさです。津軽用の撥は一般的に全長170mm前後、開き90〜95mm前後が多く、早弾きに対応できるコンパクトなサイズが特徴です。

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 短い柄の全長 | 約17.5cm |
| 長い柄の全長 | 約18.5cm |
| アクリル部分の厚さ | 2mm(均一) |


LEDライトについて

中に入っているライトには「Aurora A1」と記載があります。USB充電式で、複数の光り方パターンを選択できます。
LEDの操作方法
- 長押し:最高光量で点灯。離すと消灯
- 2回押し:連続点灯モード(明るさ4段階調整可能)。長押しで消灯
- 3回押し:点滅モード。もう一度押すと消灯
弾き心地
実際に弾いてみた感想をお伝えします。
しなり具合
アクリル素材は、従来の練習用木撥と比べるとかなりしなります。結果として、柔らかめの音が鳴ります。最初はしなりの大きさに戸惑うこともありますが、すぐに慣れるでしょう。特に津軽三味線を弾く場合、撥の硬さは演奏において大きく左右するため、自分に合ったしなり具合を見つけることが重要です。
撥先の厚み
通常の撥は後ろにいくほど厚くなりますが、この商品は2mm均一です。構造上の違いはありますが、実際に弾いてみると意外と気になりません。
まとめ

今回購入したLEDライト付きアクリル撥の特徴をまとめます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 見た目の美しさ | ★★★★★ |
| 重心の調整機能 | ★★★★★ |
| 弾き心地 | ★★★★☆ |
| コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
柄と撥先の部品が分離できる構造により、加工や取り扱いがしやすくなっています。何より美しく、弾いていて気分が上がります。
ステージパフォーマンスを重視する方や、練習のモチベーションを上げたい方にはおすすめです。このような新しい選択肢が増えることで、三味線の世界がより身近になるのではないでしょうか。
参照記事


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